「毎月の返済が苦しい…」
「借金のことが頭から離れず眠れない…」
借金問題はとてもデリケートで、誰に相談すればいいのか分からず一人で抱え込んでしまいがちです。
そんな悩みを解決する方法の一つが「債務整理」です。
しかし、相談先を誤ると状況が悪化してしまう危険 があることをご存じでしょうか。
この記事では、債務整理の専門家である司法書士が、
「選んではいけない相談先」 と 「安心できる専門家の見つけ方」 を分かりやすく解説します。
最後まで読むことで、危険な相談先を見分け、信頼できる専門家を選ぶためのポイントがしっかり身につきます。
【基本のキ】まずは「債務整理」の3つの方法をおさらい
債務整理と一言でいっても、その方法は一つではありません。まずは、主な3つの種類を簡単に確認しておきましょう。
- 任意整理
裁判所を介さず、カード会社などの債権者(※1)と直接交渉し、将来発生する利息のカットや、無理のない返済計画への見直しを目指す方法です。 - 個人再生
裁判所に申し立てを行い、借金を5分の1〜10分の1程度に大幅に減額してもらい、残りの金額を原則3年(最長5年)で分割返済していく手続きです。 - 自己破産
裁判所に返済が不可能だと認めてもらい、税金などを除くほとんどの借金の支払い義務を免除してもらう手続きです。
(※1)債権者とは?お金を貸している金融機関(銀行、消費者金融)やクレジットカード会社のことです。
どの方法が最適かは、借金の総額や収入、財産の状況によって異なります。だからこそ、信頼できる専門家への相談が非常に重要になるのです。
【最重要】絶対に相談してはいけない「専門家ではない業者」
さて、ここからが本題です。
債務整理で損をしてしまう最大の原因は、法律資格を持たない「代行業者」や「コンサル業者」に依頼してしまうことです。


「手続きがカンタン!」「借金がゼロに!」などの甘い広告を出している業者には特に注意が必要です。
彼らは法律の専門家ではありません。
実際に、無資格業者に依頼してしまった方からは、次のような声もあります。
【実際の失敗例】
ネット広告を見て『債務整理サポートセンター』に相談。高い手数料を払ったのに、やってくれたのは弁護士の紹介だけ。最終的には弁護士費用も別で支払うことになり、二重にお金を取られてしまいました…。
無資格業者には、そもそもあなたの代理人(※2)として金融機関と交渉する権限がありません。そのため、高額な手数料だけ取られて何も解決しない、といった最悪のケースに陥る危険があるのです。
(※2)代理人とは?本人に代わって、法律に関する交渉や手続きを行うことができる権限を持つ人のことです。債務整理においては、弁護士や一部の司法書士がこれにあたります。
プロに依頼するならどこ?弁護士と司法書士を徹底比較
債務整理を正式に依頼できる専門家は「弁護士」と「司法書士」です。それぞれの特徴を比較し、どちらがあなたに適しているか見ていきましょう。
| 弁護士 | 司法書士 | 無資格業者 | |
| 主な業務 | 債務整理全般 | 主に任意整理、書類作成 | × 交渉・手続き不可 |
| メリット | ・すべての手続きで代理人になれる ・借金額に制限がない | ・費用が比較的安価な場合がある ・任意整理に特化していることが多い | (なし) |
| デメリット | ・費用が比較的高めな場合がある | ・1社あたり140万円超の借金は交渉不可 ・自己破産等では書類作成のみ | ・違法リスク ・高額手数料 ・問題が解決しない |
弁護士がおすすめな人
✅ 1社からの借金が140万円を超えている
✅ 自己破産や個人再生を視野に入れている
✅ 裁判所での手続きもすべて任せたい
司法書士がおすすめな人
✅ 借金の総額が比較的少なく、任意整理を希望している
✅ 1社あたりの借金が140万円以下である
✅ 少しでも費用を抑えたい
失敗しない!相談先を選ぶ3つのチェックポイント
良い専門家を見分けるために、相談前には必ず以下の3点を確認しましょう。
- POINT①:公式サイトで「資格」を確認する
「弁護士」または「司法書士」であることが明確に記載されているか確認しましょう。「コンサルタント」「相談員」といった曖昧な表記の業者には要注意です。 - POINT②:「絶対」「100%」などの誇大広告に騙されない
債務整理は、状況によって結果が変わるため「絶対に借金がなくなる」といった断定的な表現を使う事務所は信頼できません。誠実な事務所ほど、メリットとデメリットをきちんと説明してくれます。 - POINT③:費用体系が明確で、初回相談が無料か
最近は初回相談を無料で行っている事務所がほとんどです。まずは気軽に相談し、費用について納得いくまで説明を受けましょう。費用の分割払いに対応してくれるかも重要なポイントです。
まとめ:正しい専門家選びが、あなたの未来を救う第一歩です
今回は、債務整理の相談先選びで損をしないためのポイントを解説しました。
- 債務整理の相談は、必ず「弁護士」か「司法書士」にすること
- 「代行業者」や「コンサル」といった無資格業者には絶対に依頼しないこと
- 自分の状況に合わせて、最適な専門家を選ぶこと
借金問題は、正しい知識を持ち、信頼できる専門家と協力すれば、必ず解決への道筋が見えてきます。一人で悩まず、まずは専門家の無料相談を利用して、あなたの状況を聞いてもらうことから始めてみませんか?その一歩が、あなたの未来を明るく変えるきっかけになるはずです。

