借金を借金で返済してしまうカラクリとは

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借金を借金で返済してしまうカラクリとは

並んだ一万円札

人さまから何も借りずに人生を送る——そんなことは出来ないといっても過言ではありません。
小さいもので言えば、ティッシュペーパー、小銭など。
大きいものであれば、車、家、マンションまで借りる事と日常生活は密着しています。
その中でもお金は特別な存在で「利息」のつく借金は大変です。
親や友人からお金を借りる場合、親や友人は、ひょっとしたら、返してもらえると思っていないかもしれませんし、利息を要求しないこともあるでしょう。しかし金融機関から借りる場合は返済が前提です。そしてその借入には必ず利息が付加されます。この利息がやっかいな存在なのです。

成人の9人の1人以上が貸金業者から借りています

今、日本では、どのくらいの人が利息のついた借金をしているのでしょうか。
日本の金融機関は、銀行系、クレジット系、貸金業系に分かれ、借り手の信用情報を蓄積し、相互交換しています。日本では大半の人が2、3枚のクレジットカードを持っていますし、住宅ローンなども考慮すると銀行から借りている人もかなりいます。信用情報の公開データから類推すると、貸金業者から借りている人は、1130万人と成人の9人に1人です。ひとつの貸金業者から借りている人は744万人、2社以上から借りている人は249万人、3社以上から借りている人は137万人に及び、残高は7兆4483億円です(2016年2月現在)。

苦しみの源は「利息」

これらの借金もきちんと返済している限り問題はありません。
しかし、なんらかの理由から返済が困難な状態になると、借金の重みが借りた人を苦しめます。苦しみの源は「利息」です。利息があるためにいくら返しても元金が中々減らないのです。
2010年以降、現在の貸金取引におけるの上限金利は、元本10万円未満の場合20%(年)、10万円以上100万円未満の場合18%(年)、100万円以上の場合15%(年)と決まっています。

100万円、年利10%の利息は10万円ではありません

例えば金利10%(年)で、100万円を借りて月々2万円返済していくとします。100万円の10%だから10万円多い110万円を返せば良いという訳ではありません。前取引からの経過日数に応じた利息と元本の合算が返済額なので、100万円の10%である10万円を365日で除し、それに経過日数を乗じて計算します。そうすると1か月分は8333円となり、これを利息として充当します。その場合に元本返済に回るのは11667円で、月の返済額2万円をのうち利息が占める割合は42%となります。そして、翌月は100万円から11667円減った98万8333円に対して利息を計算していくのです。
こうして100万円を返し終わるのは約5年半後、合計の利息分は約30万円にもなります。年10%の利息ですが、実際の負担は元本の30%にも及ぶのです。

借金で借金を返すとはどういうことでしょうか

利息の表示方法や計算方法はいろいろありますが、イメージと実際の差がお分かりいただけたでしょうか。
毎月自由に使えるお金が、返済額より多ければ利息に苦しんだとしてもなんとか完済できる可能性はあると言えます。
しかし、いったん、借金返済に回すお金の方が、自由になるお金を上回ることになれば、借金を返すために別のところから借りてきて「借金して借金を返す」ようになってしまいます。

雪だるま式借金地獄の始まりです

2万円を返済しなければならないところ手持ち資金が1万円しかない場合に、他社から1万円を借りて返済したとします。そうすると翌月の支払は2万円を越えることになり、不足額がどんどん増えていきます。不足額をその他社からさらに借りれば、返済額も膨らんで行き借金そのものが雪ダルマ式に増えていくのです。もはや抜け出すことの出来ない借金地獄と言ってもいいでしょう。

借金地獄から脱する方策

この地獄から脱する道は3つあります

1地道に返済を続ける

もし、これまで辛くても毎月の返済をずっと続けてきたのなら、きちんと続けて行く道があります。金融機関は、約束(約定といいます)通りの返済を続けていれば、それ以上の取り立てや、督促はしません。信用情報機関のいわゆるブラックリストに載ることもありません。
但し、高い金利に悩む状態には変わりはありません。余分に返せるお金が少しでもあれば、1000円でも2000円でも返済に充てる方がいいでしょう。

2低金利に一本化する

借り入れを一本化することも考えましょう。複数の借入先を、金利の低い借入先にまとめることです。「おまとめローン」というようなものもあります。特に近年は、マイナス金利時代ですから、まとめることで楽になることもあります。但し、借り入れ先の一本化は、延滞していないことが最低条件です。延滞して事故情報が載っている場合は、借り入れ一本化を依頼しても通らない事が予想されます。借入総額が多額の場合もかなり厳しい状況と言わざるを得ません。

3債務整理する

その次の手段が、債務つまり借金を整理することです。4つ方法があります。任意整理、特定調停、個人再生(民事再生)、自己破産です。
任意整理は、司法書士などの専門家に依頼して貸金業者と交渉してもらい、利息制限法に沿って、過払い金があれば正して、将来利息もカットし、無理のない返済に切り替えます。
特定調停は、簡易裁判所の仲裁で、債権者と債務者がテーブルにつき、返済額を決めます。双方の話し合いですが、裁判所が関与しているのでうまくいくケースも多々あります。
個人再生は、借金を5分の1に減額し、原則3年で返す手続です。裁判所に申立するために司法書士など専門家の助けが要るでしょう。
自己破産は、裁判所がすべての借金を帳消しにしてくれます。その代わりに最低限の財産以外は債権者に分配されます。これも専門家に助けがないと作業が進みません。

専門家のアドバイスを受けて

債務整理をすればブラックリストに載り、少なくとも5年間は新しく借り入れをすることが難しくなりますが、借金のない生活に向けて確実に歩んでいけるものです。借金で借金を返す生活を続けていれば、5年後10年後も借金をしているばかりか債務総額が膨らんでいることは確実です。専門家のアドバイスを聞くことが大切です。

借金の悩みは抱え込んでいるだけでは進展しづらいものです。解決策を導き出すために、司法書士法人杉山事務所までお問い合わせください。随時無料で電話相談を受け付けております。

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